#08-2 自分らしいキャリアのために必要な「違和感のセンサー」とは? | 長嶋りかこさん〈2/4〉【デザインの手前】
Description
いつ子どもを産むのか?/キャリアと出産の足並みが揃わない/「老い」について話してみたい/制御できない「コロナ」と「子ども」/子どもが開けた「パンドラの箱」/産後復帰がすぐにできない/なぜ子ども預けて働くのか?/もう以前のペースには戻れない/限られた時間でも「色」と「形」は差し出せる/パパになっても走り続ける男性デザイナー/資本主義の罠/自分が女だと思っていなかった/自分自身を生きるということ/違和感のセンサーを大事にする/一貫して変わらないテーマ/「仕事」と「生活」の関係性/展覧会にも行けなくなった/「色」と「形」が追求できない喪失感/先人たちの言葉に救われた/言葉によるクリエーション etc.
■プロフィール
ゲスト
長嶋りかこ(グラフィックデザイナー)
1980年生まれ。2003年武蔵野美術大学視覚伝達デザ イン科卒。2013年に自身のデザイン事務所 village®︎ を設立。ビジュアルアイデンティティデザイン、サイン計画、ブックデザインなど、視覚言語を基軸としながら活動し、対象のコンセプトや思想の仲介となって視覚情報へと翻訳する。これまでの主な仕事に「札幌国際芸術祭“都市と自然〟」 (2014)、「 東北ユースオーケストラ」(2016-)、「アニッシュカプーアの崩壊概論」(2017)、ポーラ美術館の新VI計画 (2020)、ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館「エレメントの軌跡」(2021)、「Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 12122020」(2021)など。また、各仕事においてマテリアルのセレクトにて環境負荷の低減を探り、気候危機に関心を寄せた活動をする。 2018年に出産し、育児とデザインの仕事の両立の困難さから見えてくる社会への眼差しを綴った初の著書『色と形のずっと手前で』をvillage®︎ の出版部門である村畑出版より出版。(書籍販売サイト▶ https://villager.theshop.jp/items/87231327)
パーソナリティ
原田優輝(Qonversations·編集者)
株式会社カンバセーションズ代表。編集者/ライターとして活動する傍ら、「問い」をカタチにするインタビューメディア「Qonversations」や、地域と地域をつなぐインターローカル·プロジェクト「◯◯と鎌倉」などを主宰している。
山田泰巨(編集者)
『商店建築』『Pen』編集部を経て、2017年よりフリーランス。建築、デザイン、アートなどを中心に、『Pen』『Casa BRUTUS』『ELLE DÉCOR JAPON』『Harper’s BAZAAR』『madame FIGARO japon』などで編集·執筆。展覧会の企画や図録制作などにも携わる。
■関連リンク
長嶋りかこ
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色と形のずっと手前で
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仲條正義
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永井一正
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ケアリング/マザーフッド
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■ 全文文字起こし(画像アリ)
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■「デザインの手前」とは?
デザインという領域に関わる編集者2人が、多彩なクリエイターをゲストにお招きし、デザインの本質的な価値やこれからの可能性についてお話ししていくトークプログラム。さまざまな切り口で、ゲストそれぞれの「デザインの手前」についてお聴きします。